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桜花賞(無料記事)

2021-04-05 07:00:26

阪神ジュベナイルフィリーズ馬ソダシが桜花賞トライアルに出走しないまま桜花賞に出走。1991年に阪神3歳ステークスが阪神3歳牝馬ステークスとなり、その最初の女王となったニシノフラワーが翌年のチューリップ賞に出走して桜花賞馬になって以降、阪神ジュベナイルフィリーズの着順に関わらず、阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬が桜花賞馬になる場合は、必ず桜花賞トライアルに出走しています。そこを求められているという事だと思います。

  1999年 12着 スティンガー    01人 ※直行
  2005年 13着 ショウナンパントル 07人
  2014年 02着 レッドリヴェール  02人 ※直行
  2016年 04着 メジャーエンブレム 01人

 今年のソダシの様に、阪神ジュベナイルフィリーズ馬が桜花賞トライアルに不出走だったのは過去9回ありますが、その内阪神ジュベナイルフィリーズ馬が桜花賞に出走して来たのは過去4回。レッドリヴェールの2着が最高。

 【阪神マイル重賞】という括りにすれば、チューリップ賞があります。阪神ジュベナイルフィリーズを1番人気で勝ち、チューリップ賞に出走して1番人気になったというケースであれば勝つという事は言えると思います。そこには今の所例外はありません。それが桜花賞でも勝つとなるかどうか。それでもソダシが勝つとしたら何かニシノフラワー以来の手続きに変化が生じる事が起きているか、或いは元々そこに意味がなかったのか。

 牡・牝戦の2歳G1が2つになったり、チューリップ賞がG2になったりという変化がソダシの直行での勝利に結びつくのかどうかは考えてみたい所です。

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