競馬番組理論への誘い

クーのブログ

2024年ジャパンカップ

2023-11-23 18:00:50

 ジェンティルドンナとオルフェーヴルの決着を想起させるイクイノックスとリバティアイランドの出会いですが、更にその思いを強く持つ事となりそうな枠順となりました。今更イクイノックスが出走するレースで無駄な抵抗をするのもバカバカしい感じもしますが、それでも素直になれない性分というのは治りそうにありません。

 イクイノックスとリバティアイランドから一旦離れて、今年のジャパンカップは特別登録前には10頭くらいしか登録がないというニュースがありましたが、いざ発表されたら21頭。出走頭数もフルゲートになりました。ハーツクライ産駒のコンティニュアスが特別登録を前に回避を発表し、外国馬は1頭のみ。その一方で地方馬が2頭登録していましたが、クリノメガミエースは除外対象(出走順位最下位)でしたが、上位馬が回避した為に出走可能となりました。これにより、地方馬2頭、外国馬1頭という状況になりました。

 外国馬1頭は2020年にありますが、地方馬2頭というのは過去に例がありません。また、外国馬より地方馬の方が多くなるというのも今年が初めて。この状況がとても気になっている所です。ある種の「レベルダウン」という見方も出来ますが、これに近い状況を思い出すのが、2018年の有馬記念。この年、障害馬のオジュウチョウサンがファン投票で出走しました。

 この時、過去に有馬記念馬が持っていた最低限の戦歴がないブラストワンピースが勝利しましたが(当時のブログで本命)、これに近い事が起きるのでは?という期待を持ちます。とはいうものの、何の実績もない馬が勝つなどという事は起きるはずもないので、そこは「最低限」を見極める必要があります。

 可能性の一つがリバティアイランドかスターズオンアース。過去に日本馬の牝馬のジャパンカップ馬は7勝していていますが、ジェンティルドンナとアーモンドアイは2勝しているので5頭。この5頭共に牡馬相手に重賞を勝っています。リバティアイランドとスターズオンアースは共に牡馬相手に重賞を勝っていません。リバティアイランドは牡馬が出走する重賞は未出走、スターズオンアースの大阪杯2着のみ。2着なら2013年のデニムアンドルビーがいるのみです。

 もう一つの可能性がダノンベルーガ。ブラストワンピースをやるというのであればこちらがドンピシャだと思います。

 本当は武豊が復帰するならドウデュースかな?と考えていたのですが、復帰が見送られたのでちょっとトーンダウン。ただ、このゲートは非常に気になります。

 本命の優先順位を付けると、

  1.ダノンベルーガ
  2.リバティアイランド、スターズオンアース
  3.ドウデュース

 という感じの枠順発表後の予想です。

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