気付いたら有馬記念という季節になってしまいました。なかなか文章を書く時間がないのですが、有馬記念なので少し頑張ってみます。
登録は20頭。既に回避確定の馬もいたりしますがフルゲートにはなるのでしょう。今年の有馬記念は何と言ってもファン投票1位のイクイノックスがいないという点が注目点としてあると思いますが、ファン投票2位のリバティアイランドまでもがいない。ファン投票上位2頭がいないというのは少なくともグレード制以降では初めて。ファン投票1位馬がいないのは今年で4回目になります。
2008年 ウオッカ 牝4
2009年 ウオッカ 牝5
2012年 オルフェーヴル 牡4
2023年 イクイノックス 牡4
2008年はファン投票2位のダイワスカーレットが1着、2009年はファン投票2位にブエナビスタが2着、2012念はファン投票2位のルーラーシップが3着という事で、出走したファン投票最上位馬がとりあえずは馬券に絡むという見方はあると思います。今年はファン投票3位のジャスティンパレスが最上位なので、ここから買うというのも一つの手なのかもしれません。
ファン投票1位のイクイノックスの回避をもう少し掘り下げてみると、過去3回とはちょっと事情が違うのではないか?と思う部分があります。というのも、ウオッカやオルフェーヴルとイクイノックスには決定的な違いがあると感じるからです。
それは何か?既に発表されていますが、12月16日付で登録が抹消され、ファン投票1位がいないというだけでなく有馬記念の時点で現役ではないという点です。些細な事と言えばそうかもしれませんが、自分にはちょっと引っ掛かります。
というのも、ジャパンカップ前に某海外競馬評論家のG氏がイクイノックスは引退すると漏らしていたようですが、仮にそれが事前に発表になっていたとしたら、ファン投票1位はリバティアイランドになっていた可能性があります。ファン投票の締め切りが12月3日で、イクイノックスの引退が正式に発表されたのが11月30日。順位が入れ替わる可能性のないタイミングでの発表でした。
ファン投票1位馬が「現役」として存在しない有馬記念。何をやる気なの?と思わずにはいられません。