競馬番組理論への誘い

クーのブログ

今年のダービーの決着

2023-09-11 18:00:22

 2023年のダービーが終わって既に3ヶ月以上過ぎ、秋季番組が始まってしまい完全に今更ですが、今年のダービーの決着について振り返っておこうと思います。

 今年のダービー、というか3歳クラシックは57キロで行われる最後の年となるはずで(57キロの馬齢G1とならない限りは)、それを受けてどんなダービーになるのか?という事を考えていたのですが、皐月賞が終わった時点ではソールオリエンスがゾロ目で勝つだろうという想定をしていました。それも7枠14番で。ソールオリエンス自体は2着型と思っていましたので、枠順が発表されて反対側の3枠5番に入った事、同枠馬がかなり微妙だった事でちょっと唸る所はありましたが、ゾロ目というのが間違っていたのかな?と思いましたが、正直スッキリしない感覚ではありました。

 結果は皐月賞2着のタスティエーラが勝ち、皐月賞馬ソールオリエンスは2着となり、皐月賞の逆転決着という事だったのですが、しばらくこの結果が意味する所を理解出来ませんでした(もちろん自分なりにという意味です)。

  01着 タスティエーラ   G2 中山芝20 弥生賞ディープ記念 01着 03人
  02着 ソールオリエンス  G1 中山芝20 皐月賞       01着 02人

 皐月賞の1、2着馬の決着、そして逆転決着というのは過去にもありました。当初はその中に一つに加わったと思っていたのですが、その後単にそれだけではないと感じるようになりました。というのも、弥生賞ディープ記念馬と皐月賞馬という春季の中山2000m重賞馬決着、更にソールオリエンスが京成馬なので、春季中山2000m重賞馬だけの決着という過去にない結果でした。ディープ記念になる以前も含めて、弥生賞馬と皐月賞馬という決着は起きていないので、これはかなり特殊というか、今年が一つ線引きになる年だったのだなと改めて感じました。

 菊花賞はそういうダービーを受ける事になりますが、今の所春季クラシックを分け合った2頭が出走して来るようです。タスティエーラは菊花賞に直行との事ですが、果たしてこの2頭の決着、或いは片方が勝つ菊花賞になるかどうか?色々想像したくなる菊花賞になりそうです。

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